小さなお子さんが性犯罪に合わないために、これだけは伝えておくべき5箇条
アダルトサイトでは「ロリ」「JS(女子小学生)」「幼女」など小さな女の子を意味する検索ワードに対する規制が厳しくなりつつありますが、依然として検索数が多いキーワードでもあります。
ニュースでも小学生や中学生の連れ去り、監禁の事件が毎月のように報道され、近所ではほぼ毎日のように「声掛け事案」、「不審者情報」が配信されています。
1人で遊びに行く年頃になった子さんを性犯罪者から守るために、普段から親が子供にしっかりと防犯対策を教えなければなりません。
伝えたいことはたくさんあるけど、子供は全部を覚えられない

子供が性犯罪に合わないために
「あれを気をつけなさい」
「これをしちゃだめ」
詰め込むように伝えても、子供たちは全部を覚えられません。
学校でも交通安全、生活安全、いじめなど日常生活に潜む危険に対する教育をしてはいますが、全部を学び終わるまで待っていられません。
子供達が性犯罪被害にあわないために、最低限これだけは覚えておいてほしいポイントを紹介します。
これだけは覚えて!5つの約束『いかのおすし』

小さな子供には普段から『いかのおすし』を合言葉に、その意味を全部覚えてもらいましょう!
普段の会話から暗唱できるように、繰り返し教え続けましょう。
「いかのおすし」は子供の身の安全を守るために5つの約束が込められています。
知らない人にはついていかない

「いかのおすし」の「いか」は「知らない人についていかない」です。
知らない人に何を言われても、絶対についていってはいけないと、しっかりと言い聞かせましょう。
不審者は親子愛や子供の優しさにつけこんで、言葉巧みに誘惑してきます。
例えば…
- そのおもちゃ知ってるよ、もっとすごいの見せてあげるからおいで。
- お菓子がたくさんあって食べられないから配ってるけど、一緒に来る?
- あっちでママが呼んでたよ。案内してあげる。
知らない人から言われたことは全部信じてはいけない!ということを普段から伝えましょう。
知らない人の車にはのらない

「いかのおすし」の「の」は「知らない人の車にのらない」です。
どんな理由であっても、絶対に車にならないように言い聞かせましょう。
不審者はこんな誘い文句で子供に声をかけることがあります
- ママが事故で病院にいるから、連れて行ってあげる。
- ママに頼まれて、今お家にいないから面倒を見て欲しいって言われたから一緒に来て。
- 学校の生活指導をしているんだけど、こんな時間に何やってるの?お話があるから一緒に来なさい。
- 君が迷子になってるって大騒ぎだよ!ママのところに連れて行ってあげるから早くいっしょに来て!
- すごい大雨だね!風邪ひいちゃうから車に早く乗って!家まで送ってあげる!
子供の好奇心や不安を煽って、正しい判断をさせない誘い文句で車に連れ込もうとしてきます。
知らない人の車に乗ったら最後。2度とパパやママに会えないかもよ!と言い聞かせましょう。
さらに言えば「知っている人の車にも乗らない」と伝えても良いでしょう。
知っている人に声をかけられて性犯罪の被害にあった事例もあります。
危険を感じたらおおごえを出す

「いかのおすし」の「お」は「危険を感じたらおおごえを出す」です。
子供の声は高くて遠くに聞こえやすいです。
危険を感じた時、子供に限らず大人でもとっさに大声が出せないものです。
訓練は難しいですが、普段から伝えておくだけでもとっさの行動に違いがでるかも。
大声をあげると口を塞がれる心配がありますが、たいていの不審者は大声を出されると目撃されることを恐れて逃げていきます。
防犯ブザーも効果的です。
防犯ブザーは鳴らした後、手に持ったままではなく、遠くに投げるのが正しい使い方です。
「防犯ブザーは鳴らしたら投げる」を徹底して教えてください。
普段から防犯ブザーをみだりに鳴らさないこと大切です。
こわいと思ったらすぐ逃げる

「いかのおすし」の「す」は「こわいと思ったらすぐ逃げる」です。
知らない人から声をかけられたり、近づいてきたら、とにかく逃げることです。
近くの住宅やお店に逃げ込むように、しっかりと言い聞かせておきましょう。
あわてて逃げようとして道路に飛び出してはもっと危険です。
一番近い家やお店に逃げるように伝えておきましょう。
一番安全なのは交番…ではありません。
逃げ込む先で一番安全なのはコンビニです。
その理由は
- 24時間空いている
- 店員が常駐している
- 明るい
- 防犯カメラがたくさんある
- 比較的どこにでもある
もちろん、コンビニを優先して探し回るよりも、近くの建物に逃げ込むのがベストです。
すぐ近くにコンビニがあれば、コンビニに逃げ込むと安全を確保できます。
何かあったらすぐしらせる
「いかのおすし」の「し」は「何かあったらすぐしらせる」です。
知らせる相手はパパやママだけではなく、誰でもOKです。
- 近くにいた大人
- お店の人
- すぐそばの民家に住む人
誰でもいいので、不審者に声をかけられたり、連れ去られそうになったら、とにかく大人に話すように伝えてください。
できれば、不審者の特徴を言えるようにしておくように伝えましょう。
- 男だった?女だった?
- おにいさんだった?おじさんだった?おじいさんだった?
- おねえさんだった?おばさんだった?おばあさんだった?
- 背はパパ(ママ)よりも高い?低い?
- 何色の服を着てた?
- やせてた?普通だった?太ってた?
なるべく不審者の特徴を言えるように、ポイントを教えておきましょう。
「いかのおすし」が全部言えたら「いってらっしゃい♪」
小さなお子様が「いかのおすし」を言えるようになったら1人で遊びに行ってOKとしてはいかがでしょうか。
早いと小学1年生から友達と遊んだり、友達の家に遊びに行ったりします。
ルールや決まりごとは言い聞かせれば覚えられる年齢だと思うので、普段からしっかりと「いかのおすし」を言い聞かせて、とっさの判断で「いかのおすし」が実行できるように訓練しましょう。
学校では防災訓練、避難訓練はあっても防犯訓練はありません。
普段から近寄ってはいけない場所、通学路などで特に気を付けるべき場所を親子で歩いて、その場所で伝えることも大切です。
もちろんお外で遊ぶときには「誰と、どこで、何時に帰ってくる」をしっかり確認してから送り出しましょう。
腕時計を持たせたり、GPS付きのキッズホンを持たせるのも有効です。
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